2008年6月17日

水無月、雨





水無月という名の由来には様々な説がありますが

雨が降り、地が潤い、天には水がなくなるという説が私は好きです。

ついに梅雨になりました。

紫陽花の衣は日に日に色づいています。

その葉の上で愛らしく首を伸ばすカタツムリ。

お寺の苔もみごとにつやつやと光り、

哲学の道や神社では蛍が乱舞し始めました。

土の中で眠っていた静かな情熱を蛍はその光でもって燃やします

京都の社寺では蛍を放流するところもありますが

自然に生息している場所もあるのです。

それほど、このまちの水はきれいだということです。

禅庭を訪れると、雨の恵みの偉大さに気付かされます。

一粒の雨は川に、川はやがて大海へと流れその一部となる。

石や砂、時には苔を使い、森羅万象、その空間や営みは庭に見事に表されています。

さあ雨です、傘をさしてでかけましょう。

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