2010年1月31日

ジブリの絵職人 男鹿和雄展


兵庫県立美術館にて昨年の12月8日より開催されている、男鹿和雄展に行ってきました。

開催される前からすごく楽しみにしていたのと、神戸に行くのも久しぶりというのが相まって、この日は朝からハッピーな気分でした。

私は近鉄線利用者なのですが、今では近鉄鶴橋駅から一本で三宮に行くことができるので、ほーんと嬉しいです。この日はベビーカーに乗せた甥もいたので、いちいち乗り換えの度に階段を上ったり降りたりしなくていいのは、すごく助かりました。甥が生まれて初めて気づいたのですが、エレベーターがない駅や歩道橋など、赤ちゃん連れの母親にはツライ所がまだまだ多いんですよね。そして日本にはレディーファーストの習慣がないので、周りにどれだけ男の人がいても助けてくれない・・・悲しくなります。電車で赤ちゃんを抱いて立っている時に、一番席を譲ってくれるのは、いわゆる“おばちゃん”とよばれる人たちだと知りました。やっぱり経験者である女性は大きいです☆

兵庫県立美術館の外に飾られている男鹿さんの絵と一緒にバシャバシャ写真を撮り、中に入ろうとして目に入ったのは長蛇の列!!なんと90分待ちでした・・・。土曜日というのもあったのでしょうね。

そんなこんなでやっと中に入ることができた私たちでしたが、一作目を見た瞬間に、「来て(並んで待って)よかったー!」と心の底から思いました。まず出展数がすごい、約600点だそうです。全部見て回るのも大変でしたが、それよりも人が多くて大変でした。でもここまで来たからには絶対譲れないっ!と思う作品はちゃんとじーっくり見てきましたよ。

そして驚いたのは、男鹿和雄さんがジブリ作品を手がける前に、あしたのジョーや、ユニコ、はだしのゲンの美術にも携わっておられたことです。本当に幅広く活躍されてるんですね。

男鹿さんの作品を見ると、日本の古きよき田舎の風景が、パーっと心に広がり、田園の匂いが漂ってくるようです。私の場合は、それだけじゃすみません。川からは水のせせらぎが、森からは風に揺れる木々が奏でる優しい音が、古い家からは懐かしいようなきしむ音が、少女からは太陽のような笑い声が、不思議と聞こえてきます。木々の木漏れ日からは、暖かさすら感じます。そして、その匂いや音、暖かさは見る人の数だけ違うんだと思います。とにかく想像力がかきたてられるんでしょうね。全てが満たされて、もうほかに何もいらない気持ちになります。

はぁ、私が3D映画に興味をそそられるのはまだまだ先になりそうです・・・。

さて、この男鹿和雄展は、2月7日が最終日です!グッズ売り場にはジブリ作品を含め、かなりレアなものもありますし、折り紙でトトロの折り方を教えてもらい、男鹿さんの絵を背景にして自作のトトロの写真を撮ることもできます。できれば平日に行くことをオススメしますが、並んでもきっと後悔しませんよ!!オススメです!

詳しくは兵庫県立美術館の特別展情報をご覧下さい。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0911/index.html

2 コメント:

あしたのジョーの背景も描いてはったんですね。泪橋とかドヤ街とか、やたらと暗い昭和のイメージがあります。子供の頃テレビの前に釘付けになって見てたのを思い出しました。ありがとう。

そうでしたかー。
私は子供の頃ユニコをよく見ていました。テレビを見る時の目の焦点は、だいたい動いたり喋ったりしている人物ですが、考えてみると背景の絵がないと、どの場面も成り立たないんですよね。
私もあしたのジョーをちゃんと見てみたくなりました。