2010年4月29日

京都 大原 三千院もいいけれど、

桜の歌は静かに幕を閉じ、
新緑がまぶしい季節になりました。
最後の桜には、仁和寺のあまりに見事な御室桜を楽しみました。
先日は気の向くままバスに飛び乗り、大原へでかけました。
























通る人もあまりいない山際の道を歩いていると、親切な女性が参道まで車にのせてくれました。
山道を登っていくと沢が流れ出し、あちこちに苔むした石碑をみかけます。
300本の楓が本堂までの道を案内してくれます。
800歳の古楓には哀愁を帯びた歴史をさえ感じました。
見上げると山桜、八重桜の傍で、枝垂れも満開でした。
その寺は 阿弥陀寺といいます。
































大原の中でもこの周辺は、訪れる観光客もまばらで、寺には私と住職以外には誰もいませんでした。
今から三百余年まえに生きながら石棺に入り、即身仏となった弾誓上人は今もまだ湿った洞窟の中でひっそりと世の中を見守っています。
暗い洞窟で一人、始めはたじろぎましたが
目を閉じて深呼吸をし、目を開いた時には不思議と平穏な気持ちに満たされました。
後ろ髪をひかれる気持ちで寺を後にし、山道を歩き降りました。
いつもならそのまま温泉につかって帰ります。
どんな時にいっても気持ちがいいこの地、大原は、私の静養の場所なのです。
三千院などの寺院だけでなく、滝や登山道もあり、田園や紫蘇の畑もひろがっています。
皆さんも京都を訪れたときにはぜひこの場所を訪れてみてください。



1 コメント:

きれいな写真ですね~。
いろんな色がとっても鮮やかですね。
大原もまた行ってみたいです