2010年6月15日

6年ぶりの祭

みなさんこんにちは。ジェイホッパーズ京都のかりー(しばた)です。富山県小矢部市(おやべし)出身です。
とつぜんの水たまりが靴下を湿らす6月、いかがお過ごしですか。そんな6月はわたしにとって、特別な月であります。
なぜなら6月には毎年、「津沢夜高あんどん」という、地元民しか生涯耳にしないであろうおそろしく知名度の低い祭が、富山県小矢部市で盛大に開かれるからです。血がさわぎます。(じつは観光祭以外にも富山には祭があるんです!)

今回わたしはこのお祭に、6年ぶりに参加してまいりました。


この小矢部市という土地は昔から稲作がお盛んで、秋にはどの家庭でももれなく「こしひかりの新米」がメインディッシュとなります。そんな米どころとして、一年の豊作を祈る祭が、曽祖父あたりの時代(たぶん)から脈々と受け継がれています。祭の内容はいたってシンプルです。数ヶ月かけてこさえたみこしの上の飾り(豪華な塗料と電飾が施されている)を、お互いにぶつけあい、こっぱ微塵にするだけです。

試合ではないので勝ち負けはありません。最初の数回はその破壊っぷりに若干胸が痛みますが、すぐに慣れます。


わたしの地元ははっきり言って、田んぼとケアハウス以外何もありません。若者は町を出て、後には髪と歯が異様に少なくなった人たちが残されているだけです。普段は。
それが一年のうち、この祭が行われる二日間だけは、リオのカーニバルにも負けない乱痴気さわぎが繰り広げられます。中にはこの祭に出たいがために、町に住み続ける人や帰郷する人の姿も見受けられます。この町ではこの日のために一年間、若者は祭の服装に気を揉み、母たちはカレンダーに丸をつけ、父たちは部長に有休を懇願し、老人たちはがんばって生き続けています。





いまは遠くにいる身ですが、そんなわたし自身も、この祭を通して地元と結びついている人間の一人。みそ汁を飲むときと、この祭に参加するときほど、日本に生まれてよかったなーと思うことはありません。

万が一祭に興味をもたれた方は、ぜひ以下を参考にしてください。
http://www.shokoren-toyama.or.jp/~tuzawa/02chiiki/html/yotakaandon.htm

2 コメント:

このコメントは投稿者によって削除されました。

いよっ、男前!
普段はおとなしい富山人ですが、こういう時に大爆発してバランスを取っているんですね。妙に納得してしまいました。

でも真ん中あたりの写真の女の人は富山美人になるのですか?