2012年3月18日

いつもおそばに 蕎麦ほうる

冬中着まわしたコートの襟首や、晴れた日に干した毛布や、明るく染め直した春色の髪に
こっそり忍び込んだ花粉たちが、
遠くない春の訪れをささやく今日このごろ、
みなさんいかがお過ごしですか。
ジェイホッパーズ京都のかりー(しばた)です。



ホタルイカが食べたくなって先日、富山へ帰省しました。
そんな私を追いかけて、同居人の藤澤F不二子(略してFちゃん)が
京都からはるばるやってきました。



「気ぃ使わんくていいがいよ」(訳:気を使わなくていいよ)と
散々言っておいたにもかかわらず、
Fちゃんの鞄はまるで京都みやげの玉手箱。
雅の国からやってきた見慣れぬおみやげたちに、わたしの母は大喜び。
その後まる一日、台所のテーブルに飾っていました。
奉納か!


その中でもわが家のお土産総選挙・栄えある第一位が、「河道屋の蕎麦ほうる」。


カンカン(缶)の中で薄い紙につつまれたその花びらのような姿のクッキーが、
遠く京都の春を、雪に閉ざされたここ富山に運んでくれたようでした。


そういえば近ごろは、
Google Mapのストリートビューで知らない街を見ることができたり、
レストランでご飯を食べる前からクチコミで隅々まで味を確認できたりして、
失敗をしないための予防線が張り巡らされ、それはとても便利ではありますが、

そうすることで、ものごとを勝手に想像して楽しむことなんかが、
あまりできなくなってしまったようにも感じます。


「京都の春はこんなんなんかね~」と久しぶりに
我が家のイマジネーションを掻き立ててくれた
「蕎麦ほうる」の奥の深さを思い出すと、
あぁ、再び唾液が口の中いっぱいに広がってきました。

蕎麦ほうる いつもおそばに パブロフの犬 (字余り)




2 コメント:

タイトル見て、蕎麦の種を蒔いた話かと。
蕎麦といえば、クニ子おばばって知ってる?プリミティブな農法がすごいんだってば。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110925.html

すごいね~この方(87)!
わたしは先日、家の庭の木を伐採してもうて、大家さんに怒られないか心配中・・・