2013年10月18日

momentaryでなぜ悪い

人生毎日が初めてです。毎日が新しい。同じ日は二度とこない。それでも毎日私たちは恐れずに布団から出る。なぜです?


アンダーグラウンド(エミール・クストリツァ)という映画をみて寝たら、一緒に出かけた知人が交通事故にあい両足を切断されて数時間後に死んでしまうという、なんとも唐突で理不尽な夢をみた。人生一瞬先は闇・・・という思いに包まれて目が覚めました。
ようこそ新しい世界へ。
ジェイホッパーズ京都のしばた(かりー)です。


ジェイホッパーズ京都には外国からのお手伝いさんがいます。彼らは数ヶ月ごとにハロー!グッバイ!と入れ替わりながら、私たちと一緒に働いています。
今はスウェーデンからやってきた女の子がお掃除を手伝ってくれています。
彼女は、空いている時間にほかのお客さんと観光にいったりリビングルームで話しをしています。

「ここにきて友達がたくさんできたでしょう」と尋ねると、「うん、たくさんの友達ができたよ」と返ってくると思ったのに、「momentaryな関係の友達がたくさんできた」と返事があって、
おお、さすが北欧人、なんか思慮深いなと脱帽しました。


momentary 【形】 1、瞬間の、瞬間(瞬時)的な、つかの間の


バファリンの半分はやさしさ、わたしの半分は情けと情でできているほど
どこまでも日本人なわたしからしたら、
昨日仲良くなった人が明日にでも旅立ってしまうとなると切なくて切なくてしょうがないのですが、
半分がミートボールでできている北欧人はとてもドライ(いい意味でね)。
「momentaryでなぜ悪い?」
その時楽しい時間を過ごすことができてよかった、
それでまたどこかで会うことがあるならまたその時楽しい時間を過ごせるし過ごせばいい、のだって。それを繰り返せばいい、のだって。
きっと彼女たちに演歌は歌えないでしょう。

そういえば、「ヤンヤン夏の思い出」という映画の中でイッセー尾形がこんなことを言っていました。
 ー 人生毎日が初めてです。毎日が新しい。同じ日は二度とこない。それでも毎日私たちは恐れずに布団から出る。なぜです?


なぜでしょう。


真夏の瀬戸内海のように波風なく見える日々も実のところ、まったく同じ日なんてないはずなのですねぇ。
どんなことも更新され続けているのです。
そういうことをもう少し大切にしてわたしもmomentaryな関係を楽しめるようになれたらいいな、と半分ミートボールでできている北欧人を見ながら思いました。



アンダーグラウンド

ヤンヤン夏の思い出



エピローグ
今回のタイトル「momentaryでなぜ悪い」は、只今絶賛公開中の映画・「地獄でなぜ悪い」からパクりました。血も涙もない(あるでは意味ある)エンターテイメントやくざ映画ですが、風立ちぬよりもわかりやすいのでデートにおすすめです。別れても責任は取りませんが。

地獄でなぜ悪い

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