2014年5月2日

神への舞といびきの能舞台

4月が終わり、5月が始まろうとしています。
新緑が本当にキレイですね。
比叡山の緑のグラデーションを見るのがこの時期の楽しみ。

J-Stayのキミーです。
こんなわたくし、茶道を始めて6年目になるのですが、チケットを頂き、人生初めての能舞台に行って参りました。
チケットを下さった方、能衣装を西陣で作っていらっしゃる方で、なんと、日本に1つしかない工房だそうです。(世界、宇宙でも一つ)
先日、フランス人の織物の調度品の修復さんと一緒におじゃましました。

最近、つくづく感じることは、J-hoppersに入社し、早2年。
仕事を通じて日本以外からいらっしゃるゲストの方と仲良くなる仲で、日本文化、伝統を深めることが出来ていると痛感。 日本っていいなー(ナショナリズム的でなくて)

今、Tea Partnerがおりまして、(残念ながら、人生のPartnerではない。)ロンドン出身、7歳から合気道をしているニック。
SAMURAIの美の最たるものが、茶道と能だったということで2人で
観に行ってきました。
Nickさんは、周りの友達に「GOOD LUCK」と言われたそうです。
ぜんぜんおもんないぞーと言われてたみたいです。

今回おじゃましたのが、大江能楽堂という最古の唯一稀有の木造舞台。
こんなすばらしいものが京都の街中にあるなんてはじめて知りました。
(10月の時代祭りのパレードでにぎわう御池中学校の裏)

    



客席は、舞台を囲んで、3列折りたたみ椅子が並んでいる後ろに3列くらいの広間くらいの畳にに座布団を引いて自由座席。歌舞伎のようにお弁当を食べれる雰囲気ではない。

当日の演目

理解したあらすじ:

◎岩船 
天皇の遣いが宝物を探しにきた大阪摂津で日本語が担当の中華系の男の子は、実は、天皇さまの宝物を届けに上がった、かみさまでした。岩船で海が割れて帰って行った。

◎舟船 狂言 
(ふね、ふな)どちらの言い方が一般的なのか、とおもしろおかしくと掛け合う。

◎千寿 源平の乱のロミオとジュリエット話。1時間にもわたる失恋の悲しみを表す舞がすばらしかった。


能の感想:
演者さん(シテ)の脚の運び(すり足)が美しい。
能舞台が、まるで神社のようでした、ぎぼしがあったり、縁が神社の拝殿みたい。能舞台に書かれている松の絵は、「鏡松」といい、松には神が宿り、本来能舞台は、神に捧げる芸。神がいる鏡に映った松を一緒に見ている。

能お客さんのほとんどは、謡をならっている、年を召した方々、京都以外からもいらっしゃった。
隣のご夫人が飴を下さったり、休憩中は、ざっくばらんな雰囲気でした。

最近、和歌や俳句に興味があるので、次ぎのステップが能の謡かもしれません。

実際、笛の男の子がむちゃハンサムで、後半は、その人ばっかり見ていました。

 もう少し、能舞台の垣根が低ければ、宇治の京都大作戦のようにヒトが集まるのではないかなんて考えていました。

 いびきで途中の舞が台無しになったところは、ご愛嬌ということで・・・・・

能を理解する道のりは長そうです。

おしまい





1 コメント:

シテ と聞いたら 支払い手数料 しか思い浮かばないマネージャ-病の私。

いやぁー、キミーの国際交流の攻め方は優しくて細やかでディープで素晴らしい。