Hida Art festival~飛匠祭~

9月の22、23日の2日間。

高山で初のアートフェスティバルが開催されました!!

会場は全8箇所、博物館、古城跡、酒蔵、古い町並みなど

高山市内の観光名所を中心に開催されました。

インスタレーションを用いた展示ということで

いつもの風景が2日間だけ非日常になり、

アート展示が終われば何事も無かったかのように

日常空間へと戻る。。。

そんな不思議体験をしてきました!!























まずは、古くからある鍛冶屋さんの中に展示された写真たち。
(@新名鍛冶屋)


次に左官職人さんの土壁ぬり体験。
大人から子供までたくさんの人が楽しんでいました。
ちなみに土の色はすべて天然の色で、特に黒は
とても貴重で職人さん自ら足しげく材料を探しに出かけたそうです。
(@飛騨高山まちの博物館)























次は酒蔵の中がガラスアートで大変身。
これは写真よりも本物の雰囲気を味わってほしいですね。
この雰囲気でお酒のめたらな~なんて思ったのでした。
 (@二木酒造)


その後は高山図書館へ。
よく音楽フェスティバルで見かけるようなドームのアートです。
が、やはり飛騨アート。吊るされているちょうちんには
岐阜で有名な和紙を使ったり、古い着物をバラバラにして
柄を組み合わせたり、随所にこだわりが。
音楽とも一体になっていい雰囲気でした。
(@高山図書館)






















そしてアートはついに神社にまで。
参道には[パイ]がずらーり。
チョークで1つ1つかき記したその数字は、
展示の日ギリギリまでかかったということです。
最後には5963(ごくろーさん!!)の文字も。
(@飛騨護国神社)






















クマがでました!!の標識を見てちょっとどきどきしながらいざ、
城山公園へ。

こちらには2つのアートが。

普段は石屋さんで主に墓石を作っている作家さん。
今回は公園に和室風のお庭を出現させてくださいました。

もうひとつは、立派な竹でできた2対のオブジェ。
普段は英会話教室の先生をしている作家さんで
ヨーロッパ人としての目から見た日本を表現しているそうです。

自然の中にふわーっとアートが現れるってとても素敵でした。
(@城山公園)






















そして最後は、普段、渋草焼きを作っていらっしゃる作家さんが
あえて、陶器ではなく釜をイメージした作品で。
釜を通してみるお庭はこれまた不思議な雰囲気でした。

そして、このアートフェスティバルの楽しみ、
それは各会場で1つずつパーツを集めて作る版画です!!
飛騨といえば木工。 高山在住の木版画家さんの作品です。

まわる順番で色の重なり方が違うので1人1人うっすら違うんですよ。
 これはとってもよい思い出になりました:)

"古くからある大切な文化を継承するには、料理の盛り付けと同じように
味そのものは変えず見せ方を現代に合わせることが重要"

歴史とか文化とかいわれるとちょっととっつきにくい部分もありますが、
こういう風にアートに触れる機会があると楽しみながら知れていいですよね。

ぜひまたこんなイベントがあったらいいな~!!
改めて高山のよさを知った1日でした。

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