傘寿と卒寿

先日、母方の祖父母の誕生日を祝いに、徳島へ行ってきました。
数え年で、祖父は90歳の卒寿、祖母は80歳の傘寿。
2人とも元気で、特に祖母の方は畑仕事やら卓球やらなんやらと身体を動かしていないときがないような人なので、おそらく私より体力があるんじゃないかと思ってしまうほど。
こんな年の取り方をしたいなと思わせてくれる人です。

さて、米寿とか還暦とかはよく聞いたことがあったのですが、
卒寿と傘寿というのは初耳。
一体どういう意味なのか、自分の知識のためにもちょろっと調べてみました。

「卒寿」の「卒」は略字が「卆」なので、これが九十に分解できるということから90歳を祝う際の言葉に使われているみたいです。
なるほど。これは覚えやすい。
 昔は90歳まで長生きする人がめずらしかったみたいなので、 なかなか祝うこともなかったみたいですね。
おじいちゃん、すごいです!

「傘寿」の「傘」は略字が「仐」なので、これが八十に見えることから傘寿を使うようになったみたいです。
なんと。2つとも略字の見た目で決まっていたとは。
なかなか面白いやないかい。

漢字や日本語っていうのはこういう遊び心があって本当におもしろい。
そして奥が深い。

祖父母のお祝いの話から大分話がそれましたが、たまにはこうして日本語について勉強するのもいいもんですね。



コメント

人気の投稿