あいつが欲しい

元バックパッカーの皆さん。

日本では味わえないあいつに興味本位で手を出した人、特にタイやメキシコ、オーストラリアなんぞであいつに溺れて沈没してしまった人。
あいつとの出会いは人それぞれ。
そして、帰国は同時にあいつとの決別を意味する。

あいつが居なくたってあいつと居るような、そんな抱き枕的な場所を発見した。
治外法権ゾーン、京大西部講堂裏でもひときわ異彩を放つ、「村屋」。





私が訪れた某金曜日の深夜1時頃、店内は超満員。
店内には所狭しとホコリをかぶったブリコラージュアートの数々が。

しかも夜が更けるにつれ、客が増える。なぜなら、村屋には座敷に毛布がある!
これでうっかりムニャムニャ眠くなっても大丈夫、嗚呼ハルシオン。

この日は村屋名物のK氏が、酔剣のマネに始まり、サザエさんを20回は歌うという快挙を成し遂げた。

時空の間に生じたひずみに、京都中のはみ出し者たちが湧き出したのではないかと思われた、長い夜。はー、わろたわろた。

パラレルワールドは確実に存在する!





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