京都人の誤算
昨日、2年間伸ばしていた髪の毛をばっさりベリーショートにしてみたJ-Stayキミーです。
「烏の濡れ羽色」だと髪の毛についてはお誉めに頂くことが多くて、こんなに短くしたのは中学生ぶり。
きっと明日出勤したら、失恋したんやと職場の話題になると思うと明日仕事に行くのが楽しみW
いや、ほんとの目的は「脱皮」がしたかったから。
女性にとって、命ともいわれる髪の毛。
切ったら世界が変わるかもという興味本位と
もう一つは、伸ばした髪の毛で小児がんの子供たちへのカツラを作ってくださるNPOに寄付したから。
頭が軽い。
髪の毛を切るだけでいつもとは世界が変わって見えます。整形した感覚と似ているかも。
こんな風にばっさり潔くいこうと思ったのは、今回の2連休の旅の影響が大きいんです。
この季節、濃い緑を日本中で楽しめることが四季のある日本に生まれてよかったと思うひとつの幸せ。
今月のダブル2連休で行ってきました。
①6/5-6/6 白川郷、上高地:
ボスのお共にさせてもらって私も遅ればせながら、いつもの旅のお供の京都花宿のわかちゃんと飛騨高山と上高地へ。
白川郷は、日本昔話に出てくるような空気感。
「こま軸」「曲がり木」 400年も雪国の家を維持する建築工法に度肝を抜かれた。
御屋敷の中にお邪魔させてもらった神田屋さんの素敵なお話しをしてくれたおばあちゃんも。
で、素朴な疑問をぶつけてみた。
私「お休みはどんなことしてはるんですか、おいしい居酒屋やごはん屋さんをたくさん見かけましたが、買い物とかどうしてはるんですか。」
高山のスタッフさん「いやー山に登ったり、冬はスノボーしたり、時々、魚釣りしたりしてますね~W」
私「へぇ~」
京都人の都会気取りの私は理解できない返答だった。
でも、それは、京都人の誤算だった。次の日の上高地への旅で納得。
360度の緑、カッコウが無き、イワナが水の中で飛ぶように泳いでる光景・・・・
想像以上のあまりの美しさに言葉では表現できなかった。
四季ごとにそれぞれの美しさがある、そう確信した旅でした。
②連休 念願の苔寺:
京都駅から京都バス73番に乗って1時間で到着。
苔の成長を考え作られたお寺。
「烏の濡れ羽色」だと髪の毛についてはお誉めに頂くことが多くて、こんなに短くしたのは中学生ぶり。
きっと明日出勤したら、失恋したんやと職場の話題になると思うと明日仕事に行くのが楽しみW
心の恋人、細野晴臣さんがちょっと眉毛を変えた時の周りの反応の大きさを通じて、顔のパーツとして眉毛の大切さを認識したそう。彼は人間の目線は鼻に意識が集まると思っていたそう。
|
いや、ほんとの目的は「脱皮」がしたかったから。
女性にとって、命ともいわれる髪の毛。
切ったら世界が変わるかもという興味本位と
もう一つは、伸ばした髪の毛で小児がんの子供たちへのカツラを作ってくださるNPOに寄付したから。
頭が軽い。
髪の毛を切るだけでいつもとは世界が変わって見えます。整形した感覚と似ているかも。
こんな風にばっさり潔くいこうと思ったのは、今回の2連休の旅の影響が大きいんです。
この季節、濃い緑を日本中で楽しめることが四季のある日本に生まれてよかったと思うひとつの幸せ。
今月のダブル2連休で行ってきました。
①6/5-6/6 白川郷、上高地:
ボスのお共にさせてもらって私も遅ればせながら、いつもの旅のお供の京都花宿のわかちゃんと飛騨高山と上高地へ。
白川郷は、日本昔話に出てくるような空気感。
「こま軸」「曲がり木」 400年も雪国の家を維持する建築工法に度肝を抜かれた。
御屋敷の中にお邪魔させてもらった神田屋さんの素敵なお話しをしてくれたおばあちゃんも。
夜はJ高山のスタッフさんと激安の郷土料理に舌鼓。
で、素朴な疑問をぶつけてみた。
私「お休みはどんなことしてはるんですか、おいしい居酒屋やごはん屋さんをたくさん見かけましたが、買い物とかどうしてはるんですか。」
高山のスタッフさん「いやー山に登ったり、冬はスノボーしたり、時々、魚釣りしたりしてますね~W」
私「へぇ~」
京都人の都会気取りの私は理解できない返答だった。
でも、それは、京都人の誤算だった。次の日の上高地への旅で納得。
360度の緑、カッコウが無き、イワナが水の中で飛ぶように泳いでる光景・・・・
想像以上のあまりの美しさに言葉では表現できなかった。
四季ごとにそれぞれの美しさがある、そう確信した旅でした。
山の雪解け水、色がエメラルドグリーン |
写生大会は大盛況 |
マイナスイオン浴びて幸せ@銚子の滝 |
京都駅から京都バス73番に乗って1時間で到着。
雨が降り続けた今日。植物にとって晴れの日だった。 |
苔の成長を考え作られたお寺。
雨水で作られた水たまりが海に浮かぶ島々に。
般若心経の写経に、「無」がたくさんあるねと言ったメキシコ人の友。
もう煩悩が無くなったかな。
出口でこんな墓標を見つけた
「お互いの祖先の日本人がその時々に築き上げて遺したものを今の若い人たちがどんな風にみてい
るのか尋ねたいことである。 亡びたものをただ美的な興味で眺めているのかそれともこう乱雑になった世の中にも自分たちの生活や血につながりのあるものとしてなつかしみを受け取ろうとする心が残っているか確かめてみたい」
川端康成書
川端さん、その境地までは正直感じられていませんが、いつかそのなつかしみを感じれるようになれるよう精進します。
有意義な連休でした。
おしまい
もう煩悩が無くなったかな。
吉野窓から眺める庭園の借景は美しい |
出口でこんな墓標を見つけた
「お互いの祖先の日本人がその時々に築き上げて遺したものを今の若い人たちがどんな風にみてい
るのか尋ねたいことである。 亡びたものをただ美的な興味で眺めているのかそれともこう乱雑になった世の中にも自分たちの生活や血につながりのあるものとしてなつかしみを受け取ろうとする心が残っているか確かめてみたい」
川端康成書
川端さん、その境地までは正直感じられていませんが、いつかそのなつかしみを感じれるようになれるよう精進します。
有意義な連休でした。
おしまい
コメント