読書の秋

日に日に秋らしくなっていく今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
秋のなんとも言えない物悲しさのせいか最近センチメンタルな私は、気分転換のため珍しく本を読んでみることにしました。

本を開いてびっしりの文字を見るだけで拒否感を抱いてしまうほど読書が苦手で、最後に本を読んだのもいつか思い出せないほどずっと前...
どの本を読むべきか全くわからなかったので友人たちに相談しました。

何か心が温かくなるような、リラックスできるような、心の闇が晴れるようなオススメの本はないか聞き、いくつか紹介してもらった中で今読んでいるのが森見登美彦の「有頂天家族」です。

下賀茂神社の糺の森で暮らす狸が主人公で、彼ら狸と天狗と人間の京都を舞台にした日々のお話です。

私はまだ読んでいる途中ですが、友人いわく、”元気が出て、なんか凄く感動した!”とのこと。
読んでいるとお馴染みの地名もたくさん出てくるので、とても読みやすいですし面白いです。
もしかしたらこの本のように現実の世界でも狸が人間に化けてその辺をうろうろしているのかも...自分も狸に知らず知らずに化かされているかも...と考えるとなんだか楽しいですね。

ちなみに、この話は三部作になるそうで、現在第二部まで出ています。
何を読もうか迷っている方は是非読んでみてください。




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