アナログ

皆様こんにちは。
大阪花宿のカジーです。お元気ですか?
日に日に寒さが増して、秋も深まり冬の訪れを感じる今日この頃。

昔から’読書の秋’と言いますが、過ごしやすい天候と秋の夜長の時間をつぶすのに読書が最適という理由からそう言われるようになったとか。

先日、クリーニングスタッフで読書家の愛さんとふと、今どんな本を読んでいるかという話になりました。
「私この間、北野武の小説読んだよー!ブックカバーが可愛いかったからつい買っちゃったんやけど、カジー読んでみる?」
とおススメして頂いたので早速愛さんの移動図書館からレンタルしました。

皆さんもご存じの通り、北野武さんと言えばとても有名なコメディアン,
また映画監督として知られています。
その北野武さんの処女作’アナログ’は著者自身が一度は人生で経験したい恋愛を作品化されたそうです。




あらすじは、
全てがデジタル化され、時短、利便化されたこの現代に珍しくパソコンを一切使わず一から手書き、手作りの模型を用いて仕事をする設計士の主人公が、自分が仕事で携わった喫茶店にたまたまふらっと立ち寄り
、美しい女性と運命的に出会いふとしたきっかけで自然と
会話が始まり明確な約束などないままお互いに時間が合えば
週末の夜ににカフェで会えたらうという形で関係をスタートします。

携帯電話番号、メアド相手との連絡手段が一切ないことに不安を覚える主人公に女性が言います。
「お互いに会いたいという気持ちがあれば、絶対に会えますよ」

北野武さんが書いたとは思えないストーリーと北野武さんしか書けないであろう下ネタの数々。
とても心温まる切ないラブストーリーです。
ブックカバーもとても綺麗なので良かったら皆様も
是非読んでみてくださいね♪


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