初体験!!

先日、ひゃんなことからとあるイベントのチケットをいただき、その内容にはさほど目を通すこともせずに、暇やしいってみようという軽い気持ちでいってきました。朝から天気がいいのはわかっていたので、ジーンズとシャツといういでたちで出かけようと思ったのですが、連れに引き止められ服装を変えるよう注意されました。会場である上賀茂神社に到着して3歩歩いた瞬間にジーンズをやめたことに感謝しました。今は何処? と首を傾げてしまうようなくらい、着物、着物、着物に包まれた女性たちがあっちにもこっちにもいるではありませんか? 下の写真は特にわざとでもありませんが、なんと、見えてる人11人中10人が着物です。


このイベントはお香界では泣く子も黙る「松栄堂」主催の年1回定例の催しでした(名前は忘れました)。ということで、香道はもちろん、表、裏千家、それに煎茶などの体験が上賀茂神社の社殿で味わえるというものでした。香道は初体験でした。以前、何かの本で日本人はどんなことにも「道」をつけて遊びにしてしまう、と書いている人がいましたが、香道などというのはその極限ではないかと思いました。遊び方は何種類かあるようですが、今回ぼくが経験したのは、まず3種類の香を聞き(嗅ぐ、というのは御法度!)、その後、その3種類に匂いのわからない(聞いていない)Xの香を加え、再び3種類の香を聞き、何の香りかを当てる遊びでした。ポイントはXの香が入っていることもあるし、入っていないこともあるというところのようです。結果は惨敗、ひとつも当たりませんでした。その後、薄茶と煎茶もいただきましたが、なんといっても一番よかったのが、春のうららの元で食べたお弁当でした。

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コメント

waruida さんの投稿…
いやすばらしい。香道ですか。
におい派の私としては是非参加してみたいものです。
ちなみに「聞く」は「利く」では?
waruida さんの投稿…
失礼しました。
やっぱり「聞く」なんですね。
お連れ様からご教示いただきました。
香道もいいですが、shinさまには夫婦道を極めてもらいたいですね。