壮絶な親孝行ぶりが見れる寺、耕三寺
広島の名所をドンドン探っていこうと日々精進している(つもり)のわたくしですが、
今回それが報われたのかまたしても素敵な場所に出会えました!!
とはいっても、知っている人も多いかもしれません・・・・。
今回は三原にあります「耕三寺博物館」に行ってまいりました。
ジェイホッパーズ広島からは、市電で広島駅に行き、そこからJR山陽本線か呉線で三原に行きます。
そして徒歩10分のところにある三原港より瀬戸田行きのフェリーにのって生口島まで向かいます。
ご存知でなかった方の為に耕三寺の簡単な説明を・・・・・
耕三寺は昭和の初期に、大阪で特殊銅管製造会社を営んでいた耕三寺耕三が、母の逝去にともない、僧籍に入り、母の菩追悼の為に35年もの歳月をかけて建立した浄土真宗本願寺派の寺院です。
耕三寺の中の15の建築物が「国登録有形文化財」に登録されています。
耕三寺に到着してすぐに目に入るのがこの色鮮やかな山門です。
入り口の山門を初めとして五重塔や考養門、そして本堂と息を呑むほどの細かな細工が施された建物たちに圧倒されます!!
この世のものとは思えない美しさってこのようなことを言うんでしょうか。圧巻です!
加えて境内には千仏洞という人口の洞窟があります。
入ってみればいきなり閻魔大王がむかえてくれ、進むに連れて八大地獄を六道を描いた絵画?のようなものが展示されています。
薄暗い堂内にかなりの雰囲気が作られています。人によっては苦手かもしれません。
そして出口近くで沢山の地蔵に埋め尽くされた場所に行き着き、最後には救世観音の大きな仏像の足元に出てこれて見上げる形になります。なんとも不思議な気分。。。。
そして驚く無かれ、この耕三寺内には
「未来心の丘」
と呼ばれる、耕三寺博物館が芸術活動の一環として取り入れている庭園があります。
そこは今までの色鮮やかな建物とは一変して真っ白な大理石で作られた世界が広がります。
どこまで人を驚かせれば気が済むんでしょうか!終始「すっ凄い!!」を言い続けたのは言うまでもありません。
静かな島内に聳え立つこの色鮮やかな建物と大理石の世界。静かに海が広がっているだけで本当に広島もといここが日本ということを忘れてしまいそうでした。
なんたるパワースポット!!
未来心の丘の大理石の庭園は彫刻家の杭谷一東氏のもので、大理石は全て氏のアトリエがあるイタリアのカッラーラで採掘されたものだそうです。
園内には同じく大理石で作られたカフェもあってとっても素敵な雰囲気をかもし出しておりました。
ひょんなきっかけで知ったこの耕三寺と未来心の丘、あまり時間が無く全てをくまなく見ることは出来ませんでしたが次回改めて訪れたいと思います。
皆さんも広島を訪れた際にはちょっと足を伸ばして日常とは一味違った雰囲気を味わってみませんか??
コメント
ここは本当に驚きました。写真では収まりきらない不思議な空気が渦巻いておりまして、最初は言葉を失いました。笑
是非是非訪れてみてくださいね!