タルト・タタン

はじめまして!
休兵衛のトミーです
5月から働かせていただいてますが、まだまだ学ぶことばかりで忙しくも楽しい毎日です。

先日、フランスからお越しのお客様が『タルト・タタン』を作ってくださいました。


タルト・タタンとはフランスのアップルパイで、リンゴをバターとお砂糖で煮詰めて型に敷き、その上に生地をかぶせて焼きます。
焼きあがったらひっくり返して生地を下にするのがタルト・タタンの特徴です。

発祥は19世紀後半のフランス北中部の町にあるホテルだそうで、ある日調理を担当していた女性がアップルパイを作ろうとリンゴを煮詰めていたら、誤って床に落としてしまったんだそう。
失敗を隠そうと上からタルト生地を乗せて焼き、焼き上がりをひっくり返して誤魔化しました。
その女性の名前が『タタン』だったそうです!
この話には諸説あるようで、落としたのではなく焦がしたとか、間違ってひっくり返したとか色々ありますが、いずれにせよ彼女はかつてない一品を客に出し、新たな伝統菓子が生まれたという訳です。天晴れですね!

それでは、また。

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