京都の知られざる歴史的名所とは・・・。

12月も終盤にさしかかり、2018年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。

ここ最近の旅行者さんはみんな、京都は3-4回目だとおっしゃる方が多くて、有名どころはもうすでに見尽くしたという方もいらっしゃいます。

京都と言えば、神社仏閣のイメージが大変強いですが、実は日本屈指の芸術の聖地でもあるんです。

代表的なのが、京都市左京区、京都市立動物園から北に徒歩10分程度の場所に位置している”関西美術院”です。

民家と民家の細い路地を通り抜けると、敷地内に南国的樹木がそびえたっているのが目印。

明治期を代表する洋画家、浅井忠によって美術研究所をしたじきとして設立された絵画学校です。

当時の日本からすると、随分革新的な学校として知られており、現在でも日展などの絵画コンテストで多数の受賞者を輩出している学校です。




敷地内は関係者以外はおそらく立ち入り禁止ですが外観が非常に独特で、たまに研究生がウロウロしています。

最近の京都は沢山芸術イベントがあったりと、新しい観光の形を提案しています。この学校は近代の日本芸術の教育的な礎として大きな役割を果たした場所です。


神社仏閣はもう見尽くしちゃったわ・・・。なんて方は是非、近代芸術という視点から京都を散策してみてはいかがでしょうか?きっと新しい京都が発見できると思いますよ!

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